下関到着 6:48 下関が近づくにつれ、海峡ゆめタワーがだんだん見えてきた。 出航したときは大きな揺れで、一時どうなることかと心配したけど、薬が効いたのか船酔いにはならなかった。頭がボーっとしているのは薬のせいかも。 船は7時過ぎに無事接岸。下船まで1時間くらいで身支度と朝食を済ませなくてはいけない。朝食は団体客の後とアナウンスがあったので、時間をずらして行く。朝食は鮭定食と卵かけごはん。しばらく和食を食べていなかったので、1週間ぶりの和食を満喫した。 7:45 ロビーには下船待ちの人が少しづつ並び始めていた。 7:50 星希から下船。 7:55入国審査待ちの列の最後尾に並ぶ。圧倒的に韓国の旅行者の方が多い。 このゲートを通った後、税関の前の検疫で、女性検査官から「自転車に土はついていますか?」と聞かれたので「はい、少し」と答えた。すると「見せてください」と言われ、輪行バッグを開けると「この程度の土なら大丈夫です」と言われ、あっさり通過。どうやら、害虫など有害な生物が付着しているような土はダメということらしい。一体どういう基準で見分けるんだろう。 4月30日に出航するときは平成、5月1日から令和に変わった。韓国でもそのニュースが流れていた。年号が変わっても、それで世の中が変わることはないけれど、どちらにしても、生活のリズムを取り戻すにはしばらくかかりそう。明日からの仕事のことを考えると気が重い。 おわりに 海外でのサイクリングは、今回が初めてだったので、どうなるか不安だったけど、何とか無事に帰ってこれた。ツアーと違い、全て自分でやらなければならないので、面倒なことがある反面、得るものは大きかった。 なぜ皆こんなに親切なのか。推測するに、わからないことは、手当たりしだい聞いていたことが原因かも。聞かれた人は迷惑だったかもしれないが…。 いずれにしても、出合った人たちの優しさを、しみじみ感じるサイクリングとなった。 長距離を自転車で走るということは、肉体的にだんだん厳しくなってきたけど、体力の続く限り頑張ろうと思う。機会があればまた行ってみたい。 前へ