7日目(ソウル~釜山)

ソウル駅

6:21 朝食はホームの売店で調達。

KTXは基本的に改札口がない。列車が入るホームは電光掲示板に表示されるので、その番号の乗車口に向かう。

乗車口の先は階段になっており、駅員もいないため、切符を使わずにKTXに乗ることができる。

6:44 ホームとKTXの入り口はフラットではないので、乗り込むときは列車の階段をよいしょと上がる。扉も狭く、自転車を抱えて上がるにはちょっとつらかった。


これが切符。レシートみたいなペラペラの紙に座席番号が書いてあるので、列車の座席番号と照合し着席。座席は結構狭い。

切符は 列車が出発してから車掌が座席をチェックして回る。

最初、車内の隣座席に自転車を置いていたが、次の駅で隣にお客さんが乗ってきたので、自転車をデッキに移動。
デッキには補助椅子がある。途中の駅で乗客の乗り降りのときだけ椅子をたためば問題ない。釜山まで2時間40分この椅子で過ごす。

朝食はホームの売店で買ったキンパという韓国風海苔巻き。日本のと具がちょっと違うけど、簡単に食べられて美味しい。
途中、自転車で走った漆谷(チルゴク)の風景が見えた。いろんなことが思い出され懐かしい。感慨に浸っていると、あっという間に釜山に到着。

釜山

9:40 釜山港に行って自転車を預けたいので、歩いて釜山港に。
外に出ると雨が降っていた。こっちに来て初めての雨。自転車では運よく雨にならなかったけど、最後の日に雨とは。まあ、距離もそんなにないので、濡れるのを覚悟で歩き始める。途中雨が強くなったのでバス停で雨宿り。20分位たつと小降りになったのでまた歩き始める。結局、少し濡れたくらいで、ずぶ濡れにはならなかった。
自転車とバッグは手荷物預り所に預けた。料金は15:00まで7000W。

チャガルチ市場

10:30 身軽になったので、前から行こうと思ってたチャガルチ市場に向かう。
チャガルチ市場は、地下鉄釜山駅から3駅だ。

11:30 チャガルチ駅で降りて地上に出ると晴れていた。今日は5/6。韓国も5/5の子供の日に続き連休ということで、カップルや家族連れが多い。

どこに行っていいかわからないので、とりあえず、人の流れに付いて行く。するとチャガルチ市場の建物に入って行った。

トッポギの店の前。人だかりができているので人気店かも?

見るからに辛そうなので遠慮しておく。

ちょっと別の通りに入ってみると果物を売っていた。

釜山はまん前が海なので海産物が豊富。

生活するのに必要なものは全部揃っている。

食べたのはこちら。でかいギョウザとスープ。これだけでお腹一杯になる。

こちらは焼きダコにかつお節がかけてある。たこ焼きの具だけという感じ。辛いタレとマヨネーズにつけて食べる。

約3時間ほど散策して疲れたので、チャガルチ市場をあとにした。

乗船手続き

14:30 再び釜山港に帰ってきた。

手荷物で預けた自転車とバッグを受け取り、乗船手続きを早々と済ませた。
帰りのフェリー代は下関で支払っているので、施設使用料4400W、燃油サーチャージ6000Wのみ。
乗船は6時過ぎなので、3時間あまり待たなくてはいけない。時間はたっぷりあるので、今回出会った人たちに挨拶しておこうと公衆電話から電話した。
結局、つながったのは、高校教師のチョーさんだけ。次の日彼は頑張ってソウルまでたどり着いたとのこと。夜も走ったらしい。

待合室に少しずつ人が増えてきた。そんなに乗客はいないだろうと思ってたら、団体客も入って来た。よく見ると300人くらいの韓国の高校生の団体。日本への修学旅行かな?一瞬、数年前のセウォル号の事故のことが頭をよぎった。

釜山出港

出国手続きを済ませて船に乗り込む。船の名前は星希(ソンヒ)。部屋は8人部屋で雑魚寝状態。オッサンばかりだ。人のことは言えないが。

夕食はバイキングのユッケジャン。団体客が多いとバイキングになるとのこと。

出航前の釜山港。停泊しているのに揺れる。

20:40 ライトアップされた釜山大橋の下をくぐって出航。流れる曲はアリラン。郷愁を誘うメロディが心に響く。
30分位経つと船が前後左右に大きく揺れ始めた。立っていられないくらい大きく揺れている。高校生たちは、船が揺れる度に大騒ぎしている。これはまずいと思い、酔い止めの薬を飲んで寝ることにした。
夜中3回くらい目が覚めた。原因は大きい揺れと、オッサンたちのいびきの大合唱。自分もこの中に入ってたかも?

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