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韓国自転車旅行(目次)

韓国を自転車で旅してきました。 目次 🎒 準備 🚢  下関~釜山(プサン) 🚴 釜山~南旨(ナムジ) 🚴  南旨~漆谷(チルゴク) 🚴  漆谷~聞慶(ムンギョン) 🚴  聞慶~楊平(ヤンピョン) 🚴  楊平~仁川(インチョン) 🚅 ソウル~釜山(プサン) 🚢 釜山~下関

8日目(釜山~下関)

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下関到着 6:48 下関が近づくにつれ、海峡ゆめタワーがだんだん見えてきた。 出航したときは大きな揺れで、一時どうなることかと心配したけど、薬が効いたのか船酔いにはならなかった。頭がボーっとしているのは薬のせいかも。 船は7時過ぎに無事接岸。下船まで1時間くらいで身支度と朝食を済ませなくてはいけない。朝食は団体客の後とアナウンスがあったので、時間をずらして行く。朝食は鮭定食と卵かけごはん。しばらく和食を食べていなかったので、1週間ぶりの和食を満喫した。 7:45 ロビーには下船待ちの人が少しづつ並び始めていた。 7:50 星希から下船。 7:55入国審査待ちの列の最後尾に並ぶ。圧倒的に韓国の旅行者の方が多い。 このゲートを通った後、税関の前の検疫で、女性検査官から「自転車に土はついていますか?」と聞かれたので「はい、少し」と答えた。すると「見せてください」と言われ、輪行バッグを開けると「この程度の土なら大丈夫です」と言われ、あっさり通過。どうやら、害虫など有害な生物が付着しているような土はダメということらしい。一体どういう基準で見分けるんだろう。 4月30日に出航するときは平成、5月1日から令和に変わった。韓国でもそのニュースが流れていた。年号が変わっても、それで世の中が変わることはないけれど、どちらにしても、生活のリズムを取り戻すにはしばらくかかりそう。明日からの仕事のことを考えると気が重い。 おわりに 海外でのサイクリングは、今回が初めてだったので、どうなるか不安だったけど、何とか無事に帰ってこれた。ツアーと違い、全て自分でやらなければならないので、面倒なことがある反面、得るものは大きかった。 なぜ皆こんなに親切なのか。推測するに、わからないことは、手当たりしだい聞いていたことが原因かも。聞かれた人は迷惑だったかもしれないが…。 いずれにしても、出合った人たちの優しさを、しみじみ感じるサイクリングとなった。 長距離を自転車で走るということは、肉体的にだんだん厳しくなってきたけど、体力の続く限り頑張ろうと思う。機会があればまた行ってみたい。 前へ

7日目(ソウル~釜山)

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ソウル駅 6:21 朝食はホームの売店で調達。 KTXは基本的に改札口がない。列車が入るホームは電光掲示板に表示されるので、その番号の乗車口に向かう。 乗車口の先は階段になっており、駅員もいないため、切符を使わずにKTXに乗ることができる。 6:44 ホームとKTXの入り口はフラットではないので、乗り込むときは列車の階段をよいしょと上がる。扉も狭く、自転車を抱えて上がるにはちょっとつらかった。 これが切符。レシートみたいなペラペラの紙に座席番号が書いてあるので、列車の座席番号と照合し着席。座席は結構狭い。 切符は 列車が出発してから車掌が座席をチェックして回る。 最初、車内の隣座席に自転車を置いていたが、次の駅で隣にお客さんが乗ってきたので、自転車をデッキに移動。 デッキには補助椅子がある。途中の駅で乗客の乗り降りのときだけ椅子をたためば問題ない。釜山まで2時間40分この椅子で過ごす。 朝食はホームの売店で買ったキンパという韓国風海苔巻き。日本のと具がちょっと違うけど、簡単に食べられて美味しい。 途中、自転車で走った漆谷(チルゴク)の風景が見えた。いろんなことが思い出され懐かしい。感慨に浸っていると、あっという間に釜山に到着。 釜山 9:40 釜山港に行って自転車を預けたいので、歩いて釜山港に。 外に出ると雨が降っていた。こっちに来て初めての雨。自転車では運よく雨にならなかったけど、最後の日に雨とは。まあ、距離もそんなにないので、濡れるのを覚悟で歩き始める。途中雨が強くなったのでバス停で雨宿り。20分位たつと小降りになったのでまた歩き始める。結局、少し濡れたくらいで、ずぶ濡れにはならなかった。 自転車とバッグは手荷物預り所に預けた。料金は15:00まで7000W。 チャガルチ市場 10:30 身軽になったので、前から行こうと思ってたチャガルチ市場に向かう。 チャガルチ市場は、地下鉄釜山駅から3駅だ。 11:30  チャガルチ駅で降りて地上に出ると晴れていた。今日は5/6。韓国も5/5の子供の日に続き連休ということで、カップルや家族連れが多い。 どこに行っていいかわからないので、とりあえず、人の流れに付いて行く。するとチャガルチ市場の建物に入って行った。 トッポギの店の前。人だかりができているので人気店かも? 見るからに辛そうなので遠慮しておく。 ちょっと別の通りに入

6日目(楊平~仁川)

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ルート 楊平から仁川 出発 朝6:50旅館を出る。 今日も天気がよさそうだ。看板の温泉マークは、韓国では温泉ではなく旅館(民宿、民泊)の意味。 7:03 最初にチェックポイントに行く。昨日はチェックポイントをミスったので、スタンプが歯抜け状態になってしまった。この辺は事前に地図を確認しておけばよかった。 トンネル道 7:40 ヤンピョンを出てしばらくは廃線鉄道を利用したきれいな道だ。ここからトンネルがいくつかある。トンネルに入ると、壁や天井にLED照明が星のように散りばめられている。このトンネルは旧日本軍が造ったものらしい。 ヤンピョン郊外の民家。新しい住宅はタイル張りが目立つ。 ヤンス鉄橋 向こうから上半身裸のオッサン現る😱 写真を拡大したら見えるかな? 8:20 ヤンス鉄橋到着。この鉄橋も廃線利用したもの。当時の雰囲気が感じられ、ノスタルジック気分で走れる。線路だった所は、木の板が敷かれており、自転車で走るとガタンゴトン音がして、まるでSL列車に乗っているような不思議な感覚。 逆走 9:26 自転車道を逆走して怒られた。まさか自転車道が一方通行とは。標識(写真)は正式な道に戻って撮ったもの。一方通行の標識かわからないのでとりあえず写真撮って、後で確認してみた。「一方通行」を翻訳すると標識と同じ文字「일방 통행」が表示された。あーなんてこった。結局自分のミス。邪魔した皆さんスミマセン 渼沙(ミサ)大橋 9:42 大きな橋が見えてきた。なんだか街に入った感じ。道なりにどんどん進んで行くと、いつの間にかソウルに入った。 ロッテワールド 10:14 ソウルの街に入ってすぐ目につくのが中央の高層ビル。高さ555mで2017年に完成したロッテワールドとのこと。 10:29 インチョンまで残り40キロ。漢江(ハンガン)沿いに延々と道が続く。道は歩行者と自転車の専用道なので、気持ちいいと言いたいが、時々匂ってくるヘドロ臭が気になるところ。向かい風が強くなかなか進まないが、最後の力を振り絞ってがんばるのみ。 汝矣島(ヨイド) 汝矣島(ヨイド)のチェックポイント。 11:29 ヨイドの公園は、漢江と手前のプールが重なって何か不思議な風景。向こうに見えるビルはソウル中心部。ヨイドは漢江の中洲で、後方に国会議事堂やKBSなどがある。 12:24 ゴール手前、20キロのチェックポイント